大坂本町と京都四条の糸屋の娘

起承転結の話ですが、極めて納得しやすい言葉をとある方よりいただいたので紹介してみます。結構有名なものです。

大坂本町糸屋の娘
姉は十六妹は十四
諸国大名は弓矢で殺す
糸屋の娘は眼で殺す

言葉の流れを踏まえた視点もあるのですが、起承転結の有名な作品です。
起承転結は「転」で話が変わるというのが今までの考え方なんですが、そこで話が飛躍するとか飛ばすのが正しい発想で、これが伝達での1つの方法ということです。確かに、「諸国大名は弓矢で殺す」がない場合をみると、ただきれいなだけ、というイメージです。ところが、諸国大名は弓矢で殺す、そして目で殺すと韻を踏んで一回弓矢の戦場をイメージするからこそ、対比で糸屋の娘が引き立つというものです。これは確かに素晴らしい。

これが説明の1つ。学びになります。

もう1つは、この大坂本町だったり、京都四条だったりと言われる場所で地域が変わるみたいです。大阪なら京都四条ではなく大坂本町、京都なら京都四条、になるらしい。ということを別の方から聞いたことがあります。
話ってそうやってどんどん変わっていくものです。流れとともに、地域とともに、本家発祥がどんどん変わっていく、そんなものです。

勉強の機会で全く別の方が、別の事例でこの弓矢で殺すの話をしてたので、すごく頭に入りました。
そんなわかりやすい話をしたいものです。

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