ハーズバーグの動機付けと衛生理論の二要因理論からみるお菓子100円

ハーズバーグさんというアメリカの学者さんがいます。
このハーズバーグさんが提唱した「ハーズバーグの二要因理論」というものがあります。

『人間には2種類の欲求があり、苦痛を避けようとする動物的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求という別々の欲求があるとする説で、その帰結として、動機付けと衛生要因に分かれます。動機付けはモチベーションに関わるもの、衛生要因は「あって当たり前」でないと下がるもの』(少し解釈入れています)という内容です。

トイレは綺麗でないといけない、などはこの衛生要因が大きく判断の基準にあります。
また、駅から遠いと客先移動や出勤で負担なのでこれも衛生要因に近いもの。あとは仕事のやりがいであったり、顧客満足などは動機付けの要因にもなります、スタッフ間で褒められるというのも動機付けの1つです。

そういえば、いつの間にかグリコ100円のお菓子以外に会社で作った、100円お菓子コーナーができていました。

お菓子があることはモチベーションの源泉ではないですが、衛生要因にはなるもの。これを行おうとみんなのために行ったスタッフ、そしてそのことに感謝するスタッフの間にはモチベーションの源泉である『動機付け』が生まれます。

『みんな頑張っているからお菓子を買っておいてあげよう』という気持ちと、
『お菓子買ってくれて嬉しい。こういった仲間のためにも頑張ろう』という気持ちなどがお互いの動機付けになります。

ワンフォアオール、オールフォアワン、です。そういった組織やチームが最もふさわしいですし、そういったチームにだんだんなってきているのかなと感じます。

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