コミックでわかるシリーズのアドラー

コミックでわかるシリーズのアドラーのコミックです。
アドラーの心理学、のことなんですがさらっと読めて普通な感じでそれほど何か感じるもの多くなかったりなのですが、心理学などの本は結構売れるのかなと思うのですが。「死ぬこと以外かすり傷」で考えると、死ぬ以外は人を傷つけたり悩んだりすれ違うことは当たり前だと思うんです。

その際のトラウマになっている現象や要因を探ってプロファイリングのようなことを行うのはありますが、腹が減れば人間全て怒りっぽくなる、のが原点なので行動習性や要因がわかってもそこからは難しい部分もよくあります。サッカーの元日本代表のアントラーズ中田選手が引退して、日経にインタビュー載ってましたがそのときに中田選手のプレースタイルは潤滑油のような目立つポジションではなく、チームの黒子部分や何かを補うようなポジションでうまく脳よ能力を発揮できたゆえんは「小学校の時に転校が多くて、そのたびにじっといろんな環境に馴染むために物事を見て考えてたから・・」というような話がありました。

超富裕層なんかでもさらさらない家庭の次男坊末っ子の私の場合、これはわかります。環境が既にあるので受け入れない選択などなく、さらに部活などを行っていたので決まったことはどんな劣悪な環境や内容であっても従って受け入れていく傾向があるのを知っているし、自分の頭の良さ悪さを自覚しているので、常に周りで起きていることは自分の至らなさもあるし、起きた以上それが真実で正解、と思えるのはなんか全てを受け入れる秘訣なのかもとか思います。

まずは起こった事象を適切に客観的に判断する、そのうえでできる課題を見つけ実行に移す。コミックでわかるシリーズのアドラーはすぐに読めて面白い。

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