Bach – バッハの小フーガ ト短調

※ 写真はイメージです。

18歳のときにハービスの中にあったパイプオルガンを、ちょうどクリスマスのときに弾いていてそのメロディーや迫力に圧倒されました。学校の名曲アルバムで聴いて何よりも「足も全部弾いてる!」ということにびっくりしたものですが、全身の意識がどのようになってるんだろうなど純粋に「すごい」と感じたものです。弾けないものからしてもその凄さに感動を覚えるようなもの、そういった音楽こそが本物の音楽だと、そう感じるわけです。

本物の価値はみないとわからないこともありますが、みたらすごすぎる、と感動するような経験こそやっぱりプロたる理由です。話は変わってこの動画もすごい、スペインなどヨーロッパの大聖堂などに行くとこのようなパイプオルガンが置いてたりしますが、ここで祈りを捧げた数々の中世の人々は何を祈り想ったのかなど勝手に、実に勝手に想像すると感極まるわけです。小フーガト短調。

こういった曲を学校で紹介してビデオでみたものが今でも深く覚えていて、それがこんな感じにユーチューブなんかで思い出される。ネットとかwebとか音楽とか、自分が豊かになるツールに関わる仕事をしていると本当にその恩恵を強く受けます。また、そういった学びや機会をもらった中学校の小倉先生に感謝、教えるほうは伝わってないかもしれないことは、聞く側にはしっかり伝わっていることがあります。教えていないのにも知っていることも、それが教育。

■ Bach – Fugue in G minor BWV 578

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