目標は明確に設定せよ

『目標は明確に設定せよ。目標を持たぬ者は、その達成の喜びを知らぬ。
目標はその本人が「何が何でもやる」と決心したとき、その90%は達成されたも同然なのだ。』

『仕事とは大なり小なり目標を設定して、その達成を積み重ねていくことといってもいい。だからこそ、つねに自分の目標を前もって明確かつ鮮明に設定しておくことが必要なのである。日常の仕事の対象となり得るものはすべてが目標の対象になるものだが、その設定に当たっては最も期待効果が高く、かつ緊急性のあるものを優先して設定し、取り組むことがポイントとなる。当初は困難と思われた高い目標が達成されたときの喜びは、何ものにも換えがたいものである。その生きがいと感激が明日への活力となり、その達成の自信がさらに高い次の目標に立ち向かう意欲を与えてくれるものである。
「目標は何が何でもやると決心したときに、その90%は達成されたも同じだ」と私はつねにいっている。目標達成へのやる気を持てば、不可能が可能に見えてくるからである。「できっこない」と思っていたような困難な課題も、ひとたび自分が達成すべき目標として認識して達成方法を考えるようになると、自然にその解決のためのアクションプランが見えてくるようになる。技術の世界でブレークスルーというが、そんな実感である。なお、中国の言葉に、目標達成のために前向きに、「窮して窮して窮すれば、窮スレバ即チ変ジ、変ズレバ即チ通ズ」(易経)というのがある。』

目標設定、そして、その目標を作り上げるために日々精進する、サッカーワールドカップで本田選手などが「優勝が目標」と言ってましたが、当たり前です。やる以上負けるつもりは全くないですし、勝つために試合に望みます。ハッピートライアングルも究極いえば、目指すけど完全に実現できたといえないからこそ、そこの方向に向かって進むベクトルになるわけです。

そうなってくるとこの本、「社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話」の本の場合はどう考えたらいいのか。
お医者さんでは医師道があるはず、まんがにはマンガ道。サッカーでは日経にキングカズさんが「サッカー人として」コラム書いてますが、職業人としての誇りが何かしら生まれているはずだと思うんです。ものづくりの人間には現場で培ったモノ作りのこだわりや魂みたいなものがあり、食にかかわる人に関しては食に対する意識や考えは必ずあるはず。ライブドアで働いていたけど今は別の仕事をしてたり、ユーグレナの出雲さんなんかはライブドアで間借りして仕事していたそうなので、そんな部分なんかは必ず残るものかと。ベクトルが思わない方向に進むことも、意図していない失敗もあるはず。だからこそ思慮深く考えつつ大胆に行動です。

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