レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

■ レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

ローソンなどのコンビニでもレッドブルがおいてあるようになりました、いつの間にか。CMもそうですし、レッドブルのパッケージを見てもレッドブルと認識するようにここ最近になったような気がします。といってもレッドブル自体はかなり前にあった飲み物でその創業の歴史や今取り組む事業などの経緯を創業者のディートリッヒ・マテシッツさんの紹介と共に描かれています。

訳本ですがすごく読みやすいことと、読み終わった後にレッドブルに対する愛着がわくのはこの著者の方の素晴らしさもありますが、事業としていい事業を行っているからだと感じます。レッドブル、210円でちょっと高いのですが、元々タウリン配合の日本のエナジードリンクが戦争中のパイロットの視力回復に向けた飲み物だったことやそこから今のリポビタンDやオロナミンCや、さまざまな回復飲料の元祖があることもこの本を読んで改めて知ったところ。

ドラッカーのいう「顧客を創造する」は正にこのレッドブルの考える事業そのもの。12月になって日経新聞にまさかの「フィリップコトラー」さんの私の履歴書が出てきてびっくりしましたが、学びの世界の度ドラッカーやフィリップコトラーの4Pなど原理原則をしっかり見直すことは何度行っても新しい発見があります。

ちょうどそんなタイミングだったので、レッドブルを飲みながらこの本を読みながら、そんな気がしました。

関連しているブログ記事一覧