PHP言語のほうとPHP研究所のほう

PHPと聞けばどっち?と考えるかはその分野関係なのかによります。

ウェブなどの仕事上では、PHP=スクリプト言語の1つ、動的にWebページを生成するWebサーバの拡張機能がある、など言ういわゆるPHP。Webに特化されたプログラミング言語と昔習いました、ちんぷんかんぷんだったときに先輩に。
今回のPHPはそっちのPHPではなくて、PHP=Peace and Happiness through prosperity=物心ともの繁栄を実現していくことにより、平和と幸福をもたらす、松下幸之助さんの作ったPHP研究所のことです。

松下幸之助さんなので戦争もあった昭和の時代、貧しい中での復興があった日本を支えたのは戦争で残されたものの強い気持ちだったように思います。
「狭いながらも楽しいわが家」という歌詞の歌があったそうですが、それでも昨日より今日、今日より明日がよくなる、という希望をもって、貧しくても、家が狭くても、前を向いて精一杯、働き続けた結果、日本の復興があって今があるわけです。貧乏が固定化してしまって頑張っても無駄で、豊かになれないという状態でいくら生活が安定しても、人間は幸せを感じないようです。実際にいろいろな調査を見ても、所得の高い国のほうが平均的な幸福度も高いという相関関係があるとのこと。

PHP=Peace and Happiness through prosperity=物心ともの繁栄を実現していくことにより、平和と幸福をもたらす

物心共に豊かになる、という考え方からすれば、そこそこ働いて「身の丈の生活」を楽しめばいい、という考え方とはまた違うわけで、いいサービスをつくり製品を作り、雇用を生んで租税を納め貢献することが何よりも大事。
生活受給者が200万人を超えたそうですが、戦後の混乱期よりも多い凄まじい状況で2012年度見込みで生活保護費の給付総額は、じつに約3兆7000億円だとのこと。頑張れるときにしっかり仕事を頑張る、前を向いて精一杯努力を重ねることがこのような生活需給による負担を解消することになるわけで。

PHPを使ってPHPを実現する。ややこしいのですがそんなもの。

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