ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか

● ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか ●

これは面白いと思います、ソーシャルゲームと聞くだけで「いかがわしい」感じに思うことも多そうな気がしつつも、市場性やその広がりの理由などを読んでいくと広がるべくして広がっていると言えます。実際にマリオやドラクエ、大富豪などゲームをとことん遊んできた子供の頃を過ごしている人なら(私も)、ゲームをやって楽しくないわけがないと感じるわけです。

ソーシャルゲームと言っていいのかわからないですが、パズドラなんかも気付いたら『セブンイレブンコラボ』なんかやっていて、攻撃してこず「ありがとうございます!」としか言わない敵が出てきたり、敵がおでんの串を持っていたりとちょっと面白い企画が随時出てます。ログとって解析してなんて甘い分析ではなく、かなりのロジック満載で全てが動いている事実を描いています。ソーシャルゲーム開発の現場=絵がきれいに描けるイラストレーター、なんかじゃないです。全然違います。読んでみるとこのソーシャルゲーム開発の魅力が非常に伝わりますし、マネタイズで必死なイメージとその仕事の熾烈さもものすごく伝わります。その裏側も書いているのでソシャゲの大変さがわかる本だと思います。

関連しているブログ記事一覧