借り物の知識と実践した上で出てきたものなのか

インターン生と話してた中で面白いことがありました。

あるインターン生と話をしていると興味深い話の1つが出てきたので、おせっかいかも知れない前提で、ある会社の事業の数字部分や構造部分などの資料を丁寧に説明をして渡してあげました。そしてその会社が今後どこに向かうのかなど推測として言ったのですが、このおせっかいの後でふと、
「根拠の説明理解できたのかな?」と心配になりました。また、「何でそういった推測ができるのか」、理解できたのかな、と。

経営は実践なので、同じく経営する経営者の頭の中はわかるときもあればわかりにくい場合もあります。その経営者に会って話を聞けばイメージしやすいですし、FBなどである程度推測できるとよりイメージできます。そして、数字などがあれば今までの結果という事実だけ見て推測もできますし、後付けでも解説ができれば次の一手も読めるわけです、それは事実を積み重ねて経営をしているから他ないからであって、借り物の付け焼刃部分はありません。実践のうえで行う判断の繰り返しで判断力も研ぎすまされるわけです。

そうなると、学生のうちに起業がいいのかとか会社勤めがいいのか、なんてものはあまり私の立場から言えば説得力は生まれない説明にしかなりません。どちらもしてませんので。

「どこで働こうが自分次第。愚痴言う前に3年働いて結果出せ。しっかり働けばその分野でも会社でも目立つ存在になり、そのときにきっとやりたいことが見つかる」などとしか言えないのです。そう思って仕事してたわけなので。迷ったときにはしんどい方向に進んだほうが、あと見れば成功に近づく、これなら実践の上で出たものなので言えます。借り物の知識かどうか、話すときには実践の上で話しますが、聞くほうもその部分は大事ですね。

責任も何もなく言いたいことを言うだけなら、「まず入れてもらった会社でしっかり働いて、そこで全力投球。」と言います。
ついでに、バイトから社長になった方たち。ブックオフの橋本さんとか、吉野家、アメリカのマクドもそうですし、ココイチ、HISもそうなんですね。
>>高い志を持てばここまでいけるかも!

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