下手な監督にならないコツ

監督業を見るとつくづく、その力量によってチームが大きく変わるなと感じます。
たとえば、Jリーグ仙台の手倉森監督は、J2だった仙台を率いて今はACL参加までチーム力をつけました。他にも、ガンバの西野監督や、海外ではモウリーニョ監督などもそうです。

ところで優秀な監督にもいろいろありますが、優秀な監督とそうでない監督の違いは『選手の力を100%引き出して戦えているのか』だと感じます。
100%の力を発揮すれば勝機も見えます、そして力量があるチームでも50%しか出せないとチームは負けます、とすれば、力がそれほどなくても100%出すことができればチーム力はアップします。Jリーグの仙台は日本代表選手など華やかな選手がいなくてもチームワークで勝利を重ねています、まさに監督の力量。でそのためには100%の力をどのように引き出すか、それがわかれば苦労はしないわけですが、まず100%出してくれと要求することと、適切なトレーニング、そして結果がついてきて『監督の言うとおりにすればうまくいく』という信頼関係なんでしょうね。

というところで、サッカーの監督論から経営に話を持ってきますが、会社には今大阪芸術大学からインターンが来ています。
20歳のうちにインターンをしようというまず行動と意識の高さに感動です。そのインターン生に「ちょっと似顔絵的なもの書いてみて」と気軽に頼んだら書いてくれたのがこれ。モデルは私。

うまい、じゃない。男前じゃない。
びっくりですよ。これは、いろんな気遣いや男前に仕上げ度合いが尋常じゃありません。
びっくりサプライズです。できるんですね、普通に。さすが芸大生。

某元芸大生は「芸大なめたらあかん。誰でもこれくらいできるわ。芸大出は本気出したらアートで世界を変えるわ」
と言ってましたが芸大恐るべし。

男前すぎるので少し笑いに変えないと。10年使うとこのような使用後になります。
キン肉マンやハットリくん、ドラゴンボールの天津飯も登場させないと、男前でバランスとれません。バカボンパパもいますね。

インターンでも優秀です。私にはとてもじゃないけどできません。
改めて気づくと、優秀なインターンや、優秀なスタッフの多くのリソースがあるのが気づきます、仕事で「え!もうできたの?」というようなことも多くあり、まだまだ100%の仕事の力を発揮してもらえてないことに気付きます。下手な監督だ、これは。
それにはまず真摯に現状を見つめること、下手な監督状態から脱出しないといけません。それによって、顧客への高い価値が提供できるわけで。優秀なインターンやスタッフを思いつつ、経営として監督道に近いものをしみじみ感じるわけです。

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