就職率の低さと厳しさ

就職率の低さと厳しさ

前回に引き続き、就職に関して。
「何のために働くのか」
という問いに明確に答えれるのかどうか、あたりが就職の際にキーポイントになる、そう思います。

なぜ働くのか、については、前にSBIの北尾さんの著書を読みましたが
何のために働くのか
共感で言うとまさにそのとおり、という内容だったのであげますが、この自分に向かって「なぜ」を繰り返せばそのうち自分が見えてきます。

私自身は司法試験の浪人期間が長かったため、
「なぜ司法試験なのか?」
「合格してどうなるのか?」
「なぜ合格したいのか?」
「今偶然宝くじを買って何億円あたっても試験に立ち向かうのか?」
など自然に自問自答が多くなり、その問いを見つけるために回答を用意しないといけないので、この繰り返しで自己が確立されました。

仕事に関しての考え方は、社会のため、人のため、に働くことが最も大事です。
ただ、試験中など社会と乖離した状態だったので、もう少し噛み砕くとすると、自分の成長のため、が最も共感します。

仕事を通じて自分が磨かれる、キャリアのスキルアップができる、自分の成長に繋がる、
このことが最も仕事をする理由に繋がるのでは、と思います。

クレアネットでは採用面接を行う際には私も面接を行いますが、この部分の筋をきっちり自問自答できていないと
仕事に関しての姿勢が揺らぐ原因になります。スポーツしていると結局は自分との戦いの極限までいきます、今少しさぼってもいいか・・の繰り返しで敗北する、当然です。

ビジネスも全く同じ。
そういった厳しい環境がビジネスなんで、という認識さえないから就職なんてできないのかな、と数多く面接しているとさまざまなことが脳裏をよぎりますが、一流になるには厳しさを課して自分を鍛錬しないといけないし、成長を見据えて鍛錬してないのにすぐに就職など決まるはずもなし、当たり前かと。
本質的なことを言えば、就職も競争なんで厳しい環境を耐えたものは勝利します。
生きてくためには個人レベルも企業でも同じ、競争に勝てば残り負ければ消えていく、ビジネスはそんなもの。当然です。

就職率の低さと厳しさ、という命題に関しては、
「当然。厳しさを求めて自分から戦えばもっと高いステージにいけるし、負ければ脱落する、当然すぎるかな、と」

自分から厳しい環境に身を置き、成長に繋げたい、と考えないと明日は切り開かれない、そんなものです。
今までもそう、今もそう、これからもそう。

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