スラムダンク勝利学

今月の読書会のテーマでした、「スラムダンク勝利学」。スラムダンクといえば桜木花道。いやいや安西先生が最もいいキャラクターに見えます今は。

ちょっと引用します、「スポーツで勝つための必要な要素として「意識」、「下意識」、「セルフイメージ」のバランスをあげる」10P
→何でもまず意識を持つこと、次に下意識になり、そのバランスを支えるセルフイメージを持つことはスポーツ(サッカー、でも勉強でも)大事。
営業で売る意識、から売るための下意識、そして、売ることでお客さんに貢献できる、組織に貢献、自分の成長という絵を描くセルフイメージ。
特に「セルフイメージ」は大事、夢を毎日手帳に記載することも同じ、自分は「ここまでいく→赤木は全国制覇」イメージをしっかり持つこと。営業も制作もスポーツも試験も全く同じ。

すべきことをあなた自身、そしてチームもわかっているのか?すべきことは正しいことなのか?すべきことをしっかりしているか?すべきことをする、ことをしっかり理解しているか?37P
→メッシにディフェンスを過度にさせてはいけません。後、メッシ以外はディフェンスはしなくてはいけません。長友は運動量落ちたら存在価値無くなります。

マイケルジョーダン、彼の日頃の行動や言動全てがセルフイメージを大きくするためにあります。
他人に対してのマイナスの言動が自分に跳ね返るのであれば、自分にしてほしいことを他人にすれば自分に返ってきます。51P
→ 情けは人のためならず、です。情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い。です。

問題点のピックアップ、克服した際のどれだけ素晴らしいのか、ばつを丸に変える解決方法、の3要素が大事。67P
→優秀なコーチ・監督はこの能力がすごいはず。
早稲田の清宮監督(ラグビー)、駅伝の渡辺監督、サッカーのモウリーニョ、グアルディオラ、ザック、ファーガソン・・。
日本だとノムさん、原監督、センバツで1年生だけのチームを率いた創志学園の長沢宏行監督、ソフトボール宇津木監督・・。

スポーツのバスケットにまとめた文章ではなく、チーム論や組織論にも踏み込み、
「コーチ」としての役割にも触れた素晴らしい内容でした。

スポーツでのチームプレーは組織で必ず活きます、チームプレーで揉まれたスポーツをやっていた人はどの分野でも活躍しているのは自分を鍛えあげる精神力、そして追い込める力、また自己犠牲が苦にならないフォーザチームの精神が徹底しているからでしょう。

個人のレベルをアップすることも大事、そして、高い目標設定を行いその努力へ向かうため厳しい環境は当然、という気持ちであることの重要性を改めて懐かしく感じながら思いました。

あとコーチの役割として
COACHの頭文字をとって
・comprehension(理解) 
・outlook(前途)
・affection(愛情)
・character(性格)
・humor(ユーモア)
このへんは納得ですし、最終勝てないのはコーチのせい。そう考えるのがもっとも正しい。

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