山ちゃん天才と思った本

南海キャンディーズの山ちゃんの本、「天才はあきらめた」帯のサブタイトル、劣等感は最高のガソリン、いいタイトルです。
山ちゃん関大の寮に入ってて、その北斗寮でいろいろやらかした話が本には書いているのですが、いちおう山ちゃん浪人してるので2001年卒業になってるけど、学年は普通に行けば同じ年になるので何か応援してるのですが、とりあえず全部が面白い。関西のほうで「ええ大学ですね、いうとこ行くのやったら関西の大学行ってもええ」というお母さんとのやりとりや、寮生活でやらかした話などなど。

こちらにこんなのもありました
「山里亮太さんが学長に明かした 関大女子寮であわや逮捕!?」

で、天才やと思うのはさらっと書いてるけど、しずちゃんとコンビ組んだのは「誰も180cmの巨人女とコンビ組んでないから」、とか、「M-1では決勝と最終決戦の3人での決勝、あわせて2つだけネタあればいい」とか、書いてるところ。これすごい分析なんです。さらにちょっと一文拾うと、M-1予選での戦い方について

「全く同じものをやるのではなくマイナーチェンジを加えた。1つのくだりに単純にボケの九歩を50個作って全て試して、一番ウケたやつを残すと言うような入れ替え戦をやっていたり、ツッコミのフレーズをいろいろ試してみたり、ある程度ウケるものが固まってきたら、ネタ内容は一緒だがボケを言ってから突っ込むまでの時間を長くしてみるという細かいことまでした。ノートのなかのネタの横には、突っ込むまでの秒寸とそえれにウケの量を書いていた」

「こういうノート、この前数えたら前のコンビからのものを入れて100冊近くあった」

努力する天才、汗かく天才やん。こんなん。努力量が半端じゃないで、とかとか本当に思うのと、後は自分の嫌な感情とか負のオーラなんかをしっかり書いているので、自己分析だったり嫌なことだったりダメな部分もすごくわかっていることなんかもすごいなと思うのです。とかとか。南海キャンディーズのようなコンビってお互いどっちがいいとき悪いときあったりするのでしょうけど、そういう期間別れずに悶々としたりするからこそ次のステップに進めるような、そんな気もします。とりあえずオブラートに面白く書いてる本だけど感想は「努力する天才、汗かく天才」。

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