運試し自動販売機 その2 ~ 一升買いの原則

京橋某所にて運試し自動販売機

からの、京橋某所にて運試し自動販売機 その2。

今回はサイダー。ぱっと見て裏返してメーカーさんみて缶ジュースの賞味期限見てよごれぶりとちょっと凹んだ部分を見て、いちろういろんな推測。
かといって自分で350mlサイダー冷えてるの飲むのか、なので、スタッフにプレゼント。2回目なんですがこれ結構ガチャやるみたいでもう1回やったらどうなるのか、というギャンブル要素があります。まあ無駄なものを買うのもよくないので買いませんが、こういうのは最も経営ではよくない話。

無駄なものばっかり買うのもどうか、ですが、これはこれでご商売の成り立ちを見るにも身銭を切らないといけない、というのがあります。
ちなみにタイトルの「一升買いの原則」、一升買いの原則とは当座買いの原則とも言います。何かの仕入れを行う際に、その仕入れで必要な分だけしか買わないことを言います。「まとめると安くなる」としても、「まとめて買わない」という考え方です。必要なだけ買うから、大事に利用します。それで在庫コストも削減できます。「必要なものを必要なだけ買う」という考え方です。

家庭での買い物と同じことが会社にもあてはまるわけで、多くの在庫を抱えると、冷蔵庫の野菜と同じで、商品が劣化したり、陳腐化したりで廃棄しなければならなくなったり、倉庫の保管料などさまざまな費用がかかってしまうので、必要な分を必要なときに買う、この意識がとても大事です。
当座とは、「物事に直面した一時」「しばらくの間」「さしあたって」といった意味を持ちます。
一升とは1.8リットル。米でいうと一升は1.5kg。居酒屋などで、醤油を一升びんで買うのはいいが、ダースで買うといつの間にか腐ってしまう。仕入れ時は、一升買いの原則が基本です。そうしないと、

1、保管場所が必要になる (保管場所は家賃の一部)
2、保管している間に、色褪せ・汚破損してしまう
3、仕入れに対する支払いが先行してしまう
4、沢山あることで無駄遣いしてしまう
5、仕様変更の際に、いつまでも古いものが残る

必要なものを、必要な時に、必要なだけ購入する、経費を増やさない。それが経営であって、「一升買いの原則」です。
仕入れや購買に関してで言えば製造業や小売などは仕入れがあるので販売戦略も大事ですがこっちの仕入れも意識しないといけなかったりします。

関連しているブログ記事一覧