企業間取引における、意思決定要素と階層化の考え方

■ 田中建興さま
https://www.tanaka-kenkou.co.jp/

横幅いっぱいまで利用することでデザイン面での印象を強くしています、結構「おー」というのがあるデザインです。
というのはデザイン面のような見えるものに関しては往々にして主観的な意見に左右される要素になるので、お洒落でかっこいいのが通る傾向が強いです、強いですというのはそれが普通であってクレアネットでもそういったものだと、いうことです。

なので、抽象的な表現やキャッチコピー、イメージ優先の表現はあまり伝わらないんです。

要素を抽出してみると、
1、否定派、反対派をしっかり論理説得できる理論武装の必要性や
2、信用の証拠となるような大きな実績や表彰などの外部的要素
3、メリットの最大限の提示とその証拠
4、文章や提案書面だけで一人歩きできる内容文書(提案書・別紙参照書面)
5、課題解決に向けた明確なシナリオ
6、推奨者に悪影響が及ばないような保険的なストーリー
などです。ややこしいのですが、こんな感じです。

ここで言えば、6、「推奨者に悪影響が及ばないような保険的なストーリー」なんかでみると、リスティング広告やSEO対策なんかは結構リスキーな気がしますので、上部が理解ない以上は「せっかくお金かけたのにどないなってるんや?」の非難を回避する方法は明確ではなく、それならリスク抱えたくないというのがすごくわかります。要するに提案しても部署や担当によっては受けない傾向が強いです。

それ以外では、1、現在のネックや課題の抽出が必須になってきて、 2、自社の提案が選ばれる理由にあたるPマークや資格の有無など 3、売上アップ、経費カットの便益、4、提案のまとめ 5、効果の享受とスケジュール などなどです。特に見えない反対派に関しては、担当者=推奨者がどれだけ情報開示してくれるかによるので、ここの担当との足並みあわせが最も大事になってきます。結局企業での決定では賛成・承認に関して4名~5名くらい必要になるのが当たり前、感覚はあります。

ややこしいけど、その代わりブランドチェンジにも至らないのが特徴です。
だからこそ、この田中建興さんのデザインは「おー攻めてるね!」と感じるわけです。

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