貢献を考えることによって個人も組織も成長する

中村天風さんの漫画版です。
松下幸之助さんや稲盛和夫さんも師事した中村天風さん、なのですが、詳しくはまだまだわかってないところもあって、勉強のためにも読んでみました。

「成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上げ目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。そして責任を中心に据える」」
という言葉はドラッカーですが、ビジネス最初にドラッカーをしっかり覚えて基本にしたので今は感謝です、「まず与える」ことなど当たり前なのですが、ビジネスの関係でも全然そういったことができてない場合も合ったり、すごくこういった発想大事にしてるんだな、という会社さんなんかはやっぱり成長してます、スタッフにも浸透してるから仕事しやすいんでしょう。

ギブ&テイク、と言う言葉がありますが、ビジネスではまず「与える」ことが何よりも大事です。経営にとって必要な「情報」、そして「知恵」、そして「経験」。webでの成功事例を教える、紹介することは相手のクライアントにとって喜ばれますし、また有用な情報自体は価値の高いものなので満足にたどりつきます。またクライアント業界の競合他社の洗い出しもOKです。うちの税理士さんなんですが前に期待もしていなかったのですが、「上場会社さんの財務諸表」を持ってきて説明してくれたことがあって、業種は変われども「まず与える」です。情報は発信するものに集まる、という話があります。
これは情報を発信して、有益な情報を受けることによって「返報性の法則」が働き、その結果情報の出し手にいい情報が返ってくるというものです。

情報なんて検索すればわかる、と思われがちですが、ビジネスでは検索する時間がなかったり、そもそも、どのように検索すればいいのかわからないケースもあります。お金を与えろ、ではありません。
有益と思ってもらえることを与えていくと信用という資産が増えます。
全てのことに対して「まず与える」。とにかくいろいろな人に与えればいいのです。

そしてビジネスでは「まず与える」ことで、次に利益に繋がっていきます。またビジネスで大きな財産である「信用」に繋がります。信用があればお金もついてきます。
損して得とれ、という言葉もありますが、いろんな情報を媒介してお客さんにメリットあることをどんどんと与えていくと、それによって自分にもメリットが返ってきます。中村天風さんの漫画なのでまだまだ理解なんか浅い程度ではあるものの、仕事でも生き方でも大事なことは一緒です。

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