マンガでわかる 「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣


■ マンガでわかる 「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣
まんがでわかるシリーズは本当にまんがでわかりやすい内容なので、いつもすごいと感心の内容です。

この中に仕事が早い人は未来をみつめ、仕事が遅い人は今を見つめる、というのがあるんですが、これが最も印象的に残った部分です。
仕事早いな~と思う人はたまにいますが、これは先の先をしっかり見てるしさらにその先には周りを巻き込む必要があるなどの、段取りもちゃんと見えてるんです。

周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる、というのは広告業界NO.1の電通に今も語り継がれる有名な「電通の鬼十即」の言葉ですが、確かに自分で考えて行うよりも、お客さんや知り合い、同僚なども巻き込んで仕事を行うほうが主体性もあるのでいい仕事になることは間違いありません。先を見て考慮する営業やディレクター、さらに上司なら先を見てるから行動の指示ができるし、落としどころ見えない話ほど一緒にいて苦痛もありません。

周りを巻き込みながら面白いことや、成果につながることを考えてみると、かなりいろんな商談の広がりがあるわけで、新しい気付きもできれば、自分の予想もしなかった発想が出てくる可能性もあります。
先を見れば見るほど現在の至っていない状態が見えてくるし、そこにいると、みんなも巻き込まれて頑張ってしまうような、「自燃性の人間」になっていきたいというか、そうしないと何も動かないので必然的にこうなります。でも正確には人間なら「自燃80%、可燃10%、不燃10%」くらいかもしれない、多少は周りに影響されたりもしますし(可燃)、何を言われてもまったくやる気の出ないことや、周りが盛り上がっていても自分の意見と違うなら否定しますし、むしろ不燃のときもあると思います。

ものには、他からエネルギーを受けて燃えるものと、それでも燃えないものと、そして自分自身で燃えるものとがあります。
つまり、火を近づけると燃え上がる可燃性のもの、火を近づけても燃えない不燃性のもの、自分で勝手に燃え上がる自燃性のものと、物質は三つに分かれるのではないかと思います。人間も同様です。ものごとを成そうとするには、自ら燃える者でなければなりません。それは、熱意、情熱が、ものごとを成就していく基本となるからです。我々にとって本当に必要な人は、自ら燃え上がる人です。さらに言うならば、自ら燃え上がり、そしてあり余ったエネルギーを他にも与えることのできる人こそが集団にとって必要なのです。

自分で燃える人は仕事が速いのかどうか、当たり前のように早いです。未来を見ているしまだやらないといけないことが山のようにあるんです。
なので仕事が遅く進まないとイライラ、も当たり前。これ仕方ない論理です。

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