担雪埋井(たんせつまいせい)の精神で

担雪埋井とは、井戸の中に雪を埋めて井戸を埋めるようなもの、という意味です。井戸に雪を入れてもすぐ解けてなくなるのですが、雪国で大雪が降って積もりに積もると井戸も雪で埋もれてしまいます。
この表現のように、いろんな努力や頑張ったこともすぐに解けてなくなってしまうものなのではありますが、それでも埋めていくことが必要なんだ、という例え話です、伝言ではありますが最近聞いて
「なるほど」と思ったものです。


※雪国なら井戸にも雪がたまります

司法試験してたので資格試験は結構これは当てはまりますしわかります。模試で全国1位でも本試験まで1ヶ月2ヶ月さぼったり当日のコンディションで結果がずいぶん変わってしまうものですし、試験はエレベーターの下りを必死に逆走して上るようなものなのでちょっと気を抜くと一気に抜かれてしまうし下に下がります。無駄な努力はしたくはないのですが、必死に行う無駄かもしれない努力も結果としては自分に血肉化しているものなんです。
また、これを自分の成長である仕事などに当てはめたり、マラソンなんかにあてはめるとすごくわかりやすいのですが、人材教育・人材育成にもあてはまるもの、だそうです。確かに。

会社の仕事でもいろんな仕事ありますし、大きな失敗もあるのですが、「これはやったらあかん!」という失敗も繰り返し強烈に印象が残っていると絶対にその失敗もしなくなります。
>>絵画販売ドットコムの大きな失敗

メディア媒体の場合、リスト・クリエイティブ・オファーなので変更での改善余地はゼロではないんでしょうが、ちょっとこれは失敗と認識したほうがいいのでは、というケースです。
事業で言えば失敗とまでいわなくても目標採算に合わず集中化を止めたものももちろんあります、営業活動で言えば必死に考え提案作成した内容が結果的に選ばれなかっても具体的なリサーチや切り口などが評価されて半年後に繋がるケースなんかあるので失敗とは全く思わないのですが。

担雪埋井(たんせつまいせい)の精神で、日々取り組む、結局はコツコツ積み上げることの大事さ、です。

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