アマゾンプライムで無料の、「人生の勝算」~前田裕二さん

アマゾンプライムでKINDLE無料キャンペーンでした。
石原さとみさんとうわさになった前田裕二さん、ちなみにDeNAの南場さん談話でも聞いたことがある前田さんです。何の記事か忘れたんですが、面談してすごく印象が強くてぜひ採用したいと一度採用決まらなかった後も連絡を取り続けて数年経った後にDeNAにくることになった、という話です。何でそんなに前田さんが魅力だったのか、それは前田さんがいることによって、周囲の人に大きなプラスのインパクトがあって活性化するに違いなかったから・・という内容の説明を読みました。わかります、そういった方はいます、サッカーでも劇的に変わります。

中身をいろいろと引用すると、証券営業からキャリアをスタートされているので営業に関することが最初は書かれています。
営業とはさらけ出すこと、とにかく人に好かれること。
あと、仕事に関しては早朝出社で朝4時~5時、睡眠時間は3時間程度で起きているときは仕事以外は全く考えない生活、とのこと。このへんはサイバーエージェントの藤田さんの「ジャパニーズドリーム」にも同じような内容がありました、早朝から仕事で1週間110時間労働、そこまでどっぷり仕事に専念する環境で新卒一年目は利益を5000万出して圧倒的な数字だった、との話です。

話は変わるのですが。
サイバーエージェントの藤田さんでいえば、私と3つしか違わないので、ちょうど大学卒業間もなくくらいのときにこの藤田さんの特番があって、朝5時には会社で仕事開始、25歳の若者がITを舞台に市場に殴りこむ・・的な番組でした。
司法試験勉強で大学卒業後も勉強生活だった私は、「3つしか違わないのにすごい!こんな人もいるなんて!」と感動を覚え、世の中には自分の勉強よりももっと追い込んで結果を出す人もいる、自分なんて勉強でキャリア積めてないんで本当に焦る焦る、と感じたものでしたし、その後結局IT業界に来たのですが、仕事の進め方は入社当初も今の働き方改革には失礼なほど間逆です。早朝から書を読んだり勉強したり資料作ったりなどは当たり前、夜もお客さんと打ち合わせ終わってから飲みに連れて行ってもらって、その後11時くらいに会社帰って仕事してたら「お前酒臭いから帰れ!」と先輩に説教言われてしぶしぶ帰る、のような生活をしていましたので。成功している人でこのようなハードワークをしていない人はいないと思います。まず簡単な成功の鍵=ハードワーク。

話は戻って。
前田さんの本で印象深かったのは「自己分析ノートを30冊以上書く」というところです。就活生50万人いたらトップ1%に入る位に内省を深めてやろう、という発想も含めてこれ実に印象深い。
抽象的なことや具体的事例も含めて分析するには本当に内省しないといけなくて、それにはまた時間もかかります。それをこれだけ量やるのは、何でこれをやるのか、の軸が固まります。

幻冬舎さんだけあって内容全部が情熱あふれている内容で、ただ単にIT企業の社長さん、というわけではぜんぜんありません。石原さとみさんの理由もわかります。
圧倒的な情熱と行動があるからこそ。20代のときに読んでたら「これはすごい!うわー自分何もできてない!」焦って焦ってどうしようかと悶々したんだろうなと思う本でした。

関連しているブログ記事一覧