水を運ぶ人と経営計画書の伝達

「ここに1リットルの水があります、これを別の人に運んでください。どのように運べばいいのでしょうか?効果的な方法を提案ください。
 ただし、コップやお皿などの入れ物はないものとします」

という難しい話を聞くことがありました。
手ですくう、口うつしする、服にしみ込ませる、などなどスタッフに聞いてもいろんな回答があったのですが、正解は

「氷にして運ぶ」

だそう。正解を聞くと納得なのですが、これ一応ビジネス思考で考えていくと固体にすると持ち運び可能になりますので、液体気体などのようなものも持ち運び可能なものに転換することが大事という話です。
あと、固体の氷に熱を与えて水に戻すのですが、伝達可能な持ち運び可能なものにした後は、熱を与えて解かす必要があります。解かすためには熱がいるので、この熱も運ぶためには大事だったりします。

経営計画書 = 固体である氷
伝達 = 熱をもって伝える が必要になります。

資料などは作っても目を通したところで動くことはまずありませんので、これを元に何度も伝達することや採用現場や場合によっては取引先に熱心に伝えないといけない、というのがあります。今年の経営計画発表会は社員だけではなく会社に関わっている方もお招きして来ていただきました、よくメーカーさんなんかが場所を借りて会を開いたりしていますが、メーカーは作る人だけどそのモノを売る人、メンテナンスする人、などなど仕事には関わる人がすごく多いのが当たり前なので。

創業の6月6日は漢字で書くと「六」。固体である経営計画書を元に今期もしっかり頑張っていこうと思います。

そういえば松井証券さんの家紋は「六」ですが、クレアネットが創業したのは6月6日。6は末広がりの八の部分があるので末広がりになるようなという願いを込めて6月6日にしたのを覚えています。
名は体を表す、改めて末広がりになるように。

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