キャッチャーミットの五感

野球の話ですが、城島選手が引退となってその城島選手のメジャーでの野球の話がある記事に出てました。
日本とアメリカの野球文化の違い、に近いものです。

アメリカでキャッチャーをしていた城島選手ですが、コミュニケーションなどスムーズにできたのかがやっぱり興味深いものなのでしたが、プロのある一定のレベルになれば相互のコミュニケーションがある程度は可能になるというものだそう。この場合にはこうする、というデータは相互に理解していることと、投手の特徴や相手バッターの得意なコースなどは頭のデータベースが拾ってくるので、過度の苦労はなかったとのことでした。

後、アメリカのキャッチャーはそれほど繊細ではない、らしく、ピッチャーを気持ちよく『乗せていく』ために、ピッチングの練習でわざと受け取るミットの音が大きく出るようなキャッチングをしない、とのこと。
城島選手は音を鳴らすことで、投手の今日の球の走り具合を高めて乗せていくそうですが、そういった文化はアメリカの常識ではない、そうです。サッカーでも、シュート練習の際には、キーパーはわざと取れないようなセービングの練習を行ったり、タイミングをわざと外して気持ちよくシュートを『決めさせる』という話を聞いたことがあります。特に試合前のFWのシュートは。

気持ちで自分を高めることは当然ですが、音で耳で気持ちを持っていく必要性も非常にわかります。城島選手はその繊細な部分があったからこそアメリカでも活躍できたのかと。ちなみに、仕事の際に使うキーボードですが、音のなるタイプや静かなタイプなどありますが、どちらかというとなる多少は音が出るタイプのほうがいいのかなとも思います。自然と仕事が乗ってくるタイミングが発生しますので。音にこだわること。

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