世界一のサッカー選手に、なりたいと言うより「なる」

世界一のサッカー選手に なりたいと言うより「なる」

この言葉は有名なサッカーの本田選手の小学校文集に書いた言葉です。なりたいと言うより「なる」、じゅんいちダビッドソンの声がこだまします。
目標設定でよく出てくる本田選手やイチロー選手の言葉ですが、小学校から明確な言葉を発してたりアウトプットしてます。

適切な目標設定をするための「SMARTの原則」についてですが、

Specific:テーマは具体的か?
Measurable:測定可能か?
Attainable:達成可能なレベルか?
Result-based:「成果」を重視しているか?
Time-oriented:期限が明確か?

ですが、有名なスマートの法則。

例:「英語力を高めたいです」とだけ目標を言う場合に対して。

Specific:具体的であること。
「英語力を高めたい」だけでは具体的ではありません。目標は「半年後のTOEICで600以上のスコアをとる」「英語で日常の会話を支障なく行える」など具体的な表現にする必要があります。

Measurable:測定可能であること。
目標を立てる際に「とても」「大幅に」「一所懸命」などの定性的な表現を使うと、測定が難しくなります。目標は数値化すると測定しやすくなるのです。「TOEICスコア600以上」など目標の結果を定量化する以外に、「毎日の通勤時に30分英会話のCDを聞く」「毎週1回、英会話スクールに通う」などプロセスを測定可能な(=定量的な)表現で設定することも大切です。

Attainable:達成可能であること。
目標は難しすぎても、簡単すぎても達成のためのモチベーションは高まりません。「現在のTOEICスコアを30アップ」ではやさしすぎるでしょうし、あまり英語が得意でない人が「英語で複雑な商談、交渉を行えるようになる」では難しすぎるでしょう。人のモチベーションが最も高まるのは、成功する可能性が50%くらいの難易度のときであると言われています。

Result-based:「成果」を重視していること。
「英語を使って簡単なメールのやり取りを行えるようになる」「英語の資料を読みこなすことができる」など、英語力を高めることによって生み出される成果を明確にしましょう。

Time-oriented:期限があること。
期限がない目標や、「いつか」、「できるだけ早く」など曖昧な期限の目標は、たいてい達成されません。「『いつか』と『おばけ』は出たためしがない」という言葉もあります。「10月上旬までに」は「10月10日までに」、「週明けに」は「月曜日の午前10時に」など、さらに具体化するクセをつけましょう。 また、達成の期限だけでなく、「9月15日から始める」という着手する時期の期限や、「3カ月後のTOEICの模擬試験でスコア550」などの途中経過を測定する時点の期限を設定することも有効です。

などなど。

会社組織でも明確なものがないと仕事の成長がわかりません。測定可能でないとたぶん長続きしません。遊びでもレベルアップがあるから楽しいのと、子供がするパズルでも9ピースパズルができたら16ピースパズルを楽しんでいます
利益でも売上でもいいのですが、あまり意識しなく進めるとマネジメント面から難しくなるのと、スタッフ自身も自分は1年前と前に進んでいるのか、とわからなくなります。

会社でも数字面での目標設定を聞きますが、この自分での目標設定に馴染んでないとなかなかうまくやれないのも感じるのですが、目標管理で言えばスマートの法則は当然として
・自ら高い目標設定できる
・自ら普通の目標設定できる
・言われて普通の目標設定する
・言われて高い目標設定する

上から順に目標設定することが最も当事者意識で取り組むことができます。
『言われて』するけど最終的に『言われたのは事実だし最終的には自分の自由意志の元で決定した以上は自己責任は当然』と自己に返すのはいうは簡単、やるのはかなり難しいです。
だからこそ、個人焦点当てつつチームで何とかできるんじゃないか的な雰囲気を作ることも大事であって、そんな勢いや大きな流れを作るのも大事。

参考:本田選手の「世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。

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