無理やりからスタート

異動や転職などについて。

前に面接などを行っていたのですが、その方は新卒採用で採用されたものの結局事業規模の関連で退職に至ってしまったという話。
話を聞いていると頭もよく、しっかりした発言だったので少し気の毒にと思ったりもしたが、話を聞くと新卒の中で退職にならなかった者もいるとのこと。

真っ当なビジネスの感覚からすれば
「あなたが退職になって、その彼が会社に残っている事実はなぜだと思う?何に差があったのでしょうか?ご自身で気付きますか?
その差がない以上、今後も必ずあなたは同じ状況になった際に同じ結果が待ってます」
ということには気付くはずです。

私も昔びっくりするような異動があって、少し状況を把握できないくらい怒りに陥ったことがありました。
全くの前触れもなく突如として異動を伝えられ、さらに営業成績も上昇傾向に入った中で異動があったメンバーは成績もよくないグループだったことがなお一層理不尽に感じ、思わず上司に噛み付いた苦い経験もありますが、その当時はまだ若かったので。

もちろん、冷静に考えて異動場所での最高のベストパフォーマンスを心がけて一所懸命成果を出すための努力を惜しまなかったところで結果として新しい道が開かれて、今の仕事の新しい礎が出来たわけです。理不尽なことはよくあります、サッカーなんかでもよくあります、不慣れなポジションでの戦いを強いられたり、なぜか得意じゃないポジションでの活躍を期待されたり。

できない、といって回避は簡単ですが、その場所でのベストパフォーマンスを出すべく最大限の努力できた際には新しい気付きが得れるわけです。
そういえば私がサッカー始めたのも、親が「サッカーに行きなさい」という無理やりのサッカースクールへの入部からでした。

嫌でもやっているうちに自然に楽しみを見出します、そんな精神を若いうちにつけれたのはラッキーだったのかもしれません。

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