北梅田高架下美術館という美術館の専門学校生さんの絵画

春の選抜で優勝した大阪桐蔭の西谷監督が元営業マンで関大出身という記事を見て、すごく親近感ある存在になってしまいまして、西谷監督の手腕をいろいろ調べたりしたのですが。
何より、これだけ多い部員の中でレギュラーやベンチに入れる逸材を発掘する方法は興味を感じました、それは「試合を行い必ず数十打席を選手に回す」という言い方=書き方のくだりです。
チームが強いとBチームやCチームとしてでしか試合できないのですが、とにかく練習試合や対外試合でも打席に立たせることで、「ここでヒット打てば上に上がれる」チャンスを作るそうです、さらにこれは日本ハムの育成から学んだということなので、大谷選手の活躍などと紐ついてくるわけです。

ぼくもサッカーやっているのでわかりますが、選手は試合に出たい、ピッチで活躍してナンボみたいな感覚は強くあります。
何でもいいので評価してほしいし、評価される場がほしい。軽快な守備や献身的なチームプレー、サッカーで言えば身体を張って見えるところ、見えないところでの貢献を見てほしい、そんな気持ちはずっとありました。

そんなことを思うので、北梅田高架下美術館、ふと通った中崎町のほうのJR高架下にあった絵画の特集、これいいですね!
もちろん、発表されているみなさん本当に上手。

天六のほうから来たので、まずアイキャッチになるんだろう、という作品。
歩いている人が「ん?」目を止めてこっちに歩いてきてもらうための作品配置でもっとも重要な作品、やっぱり素敵です。

個人的に好きです。絵画販売ドットコムで扱う絵画でも多い風景画に近いので。木漏れ日や光、モネの作品なんかでいえば、カミーユとジャンを描いた日傘の女のような。

これも大阪こてこて、これも好きです。
この作品を描くセンス、「どう書くか」大事です。けど「何を書くか」ももっと大事。

クリエイティブに作る人はよい意見も悪い意見も、全部さらされます。そしてこの意見がまた自分の作品やクリエイティブに活きます。そうやって進化します。
野球選手でもスター選手が満塁でアウトだと「おいおい!」言われるのは仕方ないこと、ロベルトバッジョもPKはずせばそれは戦犯扱いになるんです。

あまりえらそうに言える立場でもないんですが、ほかにも素敵作品いっぱいありました。
学生さんにとってもこうやって見られる機会、いいことだと思いますしもっともっと活発になって毎回あれば町が楽しくなります。

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