サッカーという至福

サッカーという至福

日経新聞の武智さんの本ですが、印象で言うと当時まだなかったブログをつなげたようなエッセイ風のサッカー批評本。
各国の詳細なイメージや、その国のサッカー事情などを構わず書いているのでただサッカーを見るだけではなく、サッカー事情の裏が見えます。

関西のチーム、ガンバ大阪、セレッソ大阪、京都サンガ、ヴィッセル神戸を合わせて「京阪神ヴィガバッソ」にすればおもろい・・・風な記載もありましたが、これは酔って気持ちよくなったときの会話くらいの内容で共感度大。サッカー事情なんて結構いろいろありますし、ご当地的な要素も多々入ってきます。

香川のいるマンチェスターも、下町というか工場地帯で尼崎か堺港あたりの感覚だそう。現地の人が言ってたのでそんな感覚。マンチェスター=尼崎、と聞くと京阪神在住からすればイメージはわかりやすいですね。神戸なイメージ、ではないですね。そんなことも赤裸々に書いていて、サッカー事情がより深く見えます、バックボーンを知ること=理解力が増すわけです。

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