統計学とナイチンゲール

年の瀬です、2017年も終わりですのでいろんなことを振り返りたいのですが、とても納得した内容の話がこちらの「統計学とナイチンゲール」の話です。

ナイチンゲールは小学生などでも読んだことのある、偉人などの漫画ではじめて読みましたが、看護をすごくした人という今までの記憶からもっと違う印象になりました、それは、「偉大な統計学者」です。

彼女は統計に関する知識を存分に使ってイギリス軍の戦死者・傷病者に関する膨大なデータを分析し、彼らの多くが戦闘で受けた傷そのものではなく、傷を負った後の治療や病院の衛生状態が十分でないことが原因で死亡したことを明らかにしたのです。

元々の引用はこちら
>>「勉強することのホントの意味」

何で勉強するのかなんて考える暇もなかったし、それほど深く疑問でもなかったのですが、今考えると、高校受験のときに地元の高校で受験不合格者は統計から「5人」と発表され、400人くらいの合格者と5人の不合格者の割合なら「じゃ自分さすがに大丈夫!」とそれほど勉強に熱が入らなかったのを覚えています。あの感覚を常々サラリーマンのみんなが持っている、という理解を今はできるのですが、勉強を今必死なのは事業や経営道に直結するから。

統計や数学は何で役立つのか、知識は力です。将来の可能性や未来の道が細い1本の途切れそうな道なのか、知識によって大きく明るく広くできるのか、この違いに他なりません。そんな意識を今の今でなく学生時代に知れていたのは本当にありがたいこと、と振り返っても思います。

統計はPDCAでも大事で、経営のカンと経験則をもっと数字化して業務改善品質向上に取り組みたい、そう思います。
2017年も終わり、2018年はもっと目線を先に。迷った場合には遠くを見る。

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