[盛和塾] 機関紙マラソン 111号

[盛和塾] 機関紙マラソン 111号

表紙

運命を変えていくものは、ただ一つ私たちの心であり、人生は自分でつくるものです。東洋思想では、それを「立命」という言葉で表現しています。
思いという絵の具によって、人生のキャンバスにはその人だけの絵が描かれる。だからこそ、あなたの心の様相次第で、人生の色彩はいかほどにも変わっていくのです。

【気付き】

立命館の所以はどこかで聞いたことあります。
人生筋トレではないんですが、塾長含め立派な経営者さんは人生にものすごく重いバーベルを担いでいるように思います。
自分も決して軽いとは思ってませんが、松下幸之助さんなんかはGHQに戦犯扱いされて身柄拘束とかあったそうですし、塾長でもデモの街宣車が町を走ったとか
メディアに叩かれたとかとか、病気も60代のときに大きい手術されていますし、自分などまだまだ。
今後何かあるとは思いますが、自分でその辛いことも受け入れる人生、と考え精進します。

塾長講話[第106回] 心を浄化する集団 盛和塾で何を学ぶか

経営者が自分の才能ゆえに事業に成功したのだと勘違いをするからです。事業を興し、それがすばらしい展開をしていくようになれば、「この事業の成功は自分に商才があるからだ」、「自分に才能があるからだ」と思い始めるようになる。そこから驕りというものが生じてしまうのです。

なぜ、神はあなたにそういう才能を与えたのか。それは、あなたがつくった会社を成長発展させるために、つまり会社を構成する従業員のためにその才能を使いなさい、と言って神が与えたのであって、決してあなた個人のためではありません。

【気付き】

サッカーやマラソンなどスポーツやるのでわかるのですが、
「今日の練習きついだろうけど、強くなって上手になるチャンス!
 怖そうだけどワクワクしながら頑張ろう!」というポジティブにもっていけるといけます。

そういう思考の選手は伸びます、鍛錬によって既にメンタルがポジティブ化されてるんです、
幸いにもそういった経験もそうですが、多くの経営者さんやスポーツされている方などに
お会いする機会が多い職業なので、この部分は私自身ももっとオープンに伝えていかねばと思います。

塾長講話[第107回] 人生について思うこと

どんな災難であろうとも、それにあった時は自分が過去につくった業が、積もり積もっていた業が消えてしまった時なのだ。
だから、今からは善い業をつくっていきさえすればよい。必ず自分の未来は順調に発展していくはずなのだから。

経営を伸ばしたいと思うならば、まずは経営者である、あなた自身の心を高めることが先決であり、そうすれば業績は必ず付いてくるのです。

【気付き】

まずは経営者。1月300時間仕事して、会計・税務・総務・営業・マーケティングなどなど
経営に関わるけれでも専門性高い人も多くいる分野でもしっかり学びと経験を得よう、と思います。

日々精進し誰よりも努力する、大事。

どうでもいいんですが、楽天市場開始するときにいきなり何も売れないので、売上の80%は三木谷さんが
買っていたと書籍か何かで読みました、「売れる快感の演出」を作るのが仕事なら自分で行うのも仕事、
日々読む書籍はこのような学校だけでは学べない努力事情を知るため、これが経営者にとって大事。

稲盛哲学が私と企業を変えつつある
薛 偉斌 〈上海〉羅莱家紡股有限公司 総裁

「人を相手にせず、天を相手にせよ」。
これは、人を相手にせず、自分の心の中にある誠、自分の心の中にある真っ直ぐな心、すなわち正道をもって対すべきだという意味です。

お金があってもなくても、われわれが子供に対して最も望むことは、彼を高尚な人格をもつ人物に育て上げることです。
彼の人柄がよければ、道は自分で切り拓く事ができ、自分を養えないわけがありません。

子孫に精神的財産を残したいと思ったら、まずわれわれは自分自身に精神的財産がなければいけません。

【気付き】

子供の育児に真剣に取り組むといろんなことに気付きます。
この先大きくなったときに、知識がある、知恵があること以前に、逆境に出会ったとき
「危険かもしれないけど挑んで戦う」という勇気ある人に育ってほしいと思います。

どういう教育すればいいかはまだまだ書籍などからの参考でやってはいますが、
安全や安心を好んで危険を避けるだけの人間にはなるな、とか思うんです。
これはスタッフ教育も同じです。

そしてその行動はいつも私が行わねばならない、背中で模倣できるように。

池田 訓之〈山陰〉株式会社和想 代表取締役
強い意志と創意工夫で百億円企業をめざす

「オレも弁護士になって、ガンジーのように世のため人のために、この命を捧げよう!」

「そもそも人生は魂磨きの旅である。また、仕事は人生のなかでいちばん多くの時間をかけるから、仕事の目的は魂磨きである。」
「聖職者は善人だけを相手にすればよい。極道は悪人だけを相手にすればよい。しかし商売人は善人も悪人も、すべての人を相手にしなければならない。だから商いこそがいちばん魂磨きに資する仕事なのだ。」

【気付き】

偶然池田さんには直接お会いして話を聞いたことがあります。
この発表の後の関西での塾長例会京都であったときのことです、司法試験の話などで
ちょっと自己紹介をうけ、仕事の話などしましたが静かな中に秘めた闘志を感じ、また、
ヴィトンを抜いてやるなどの話をしたことも少し聞きました。

有言実行できる人は経営抜きにしても魅力です。
有言不実行になりそうでも、秘めたものは絶対に変えない。

江 和明 〈静岡〉株式会社江新聞店 代表取締役社長

盛和塾で知った本当の経営 メディア激動期を、社員たちと手を携えながら

さらに請負職の多かった配達員を正社員化しました。こちらも福利厚生費の増大で億単位の経費増となりましたが、希望者と新入社員はすべて正社員としました。

そして「小さなガッツポーズ」です。大きな感動や衝撃的な体験が人を一気に成長させることがあると思います。
しかし、従業員の成長はさりげない日常の中にこそあるのです。

【気付き】

(確か)大阪にも一度土曜日大和か何かで来られた記憶があります、江崎社長。
医療には「地域医療」という言葉があって、地域を守り人々を支える医療、のことです。
市議会議員や県議会議員がその市や県の利害関係を保ち、地域に即するような活動をすることが当たり前のように、
仕事でもそのような地域に貢献する、という意義はすごく大切なことです。

江新聞店では新聞配達を通じてその地域に貢献しているのでは、と強く感じました。
新聞配達の仕事だけでは新聞の数自体少なくなる今の状況、そこから創意工夫を行い
別の仕事にも幅を広げている点は、顧客から見れば大事です、多くの雇用を生み地域に即する、大切な言葉。